2003年 第100回ウェスタンオープン

タイガー首位をキープも、後続を突き放すことが出来ず

2003/07/05 09:00

米国男子ツアー第26戦「第100回ウェスタンオープン」2日目。初日63とロケットダッシュをみせ、単独首位に立ったタイガー・ウッズ。

2日目も出だし5ホールで3バーディを奪う好調ぶり。このまま独走態勢に入るかと思われたが、その後スコアを伸ばせず通算11アンダーで首位をキープした。

タイガーが伸び悩んでいる中、首位を窺っているのが先週「FedEx セントジュードクラシック」で今季2勝目をあげ、目下絶好調のデビット・トムズだ。前半9ホールで3バーディとスコアをのばしたが、通算10アンダーとタイガーを捉えることができず、明日からの決勝ラウンドで熱いバトルがみられるのか注目である。

また、2日目65とベストスコアをたたき出したS.バープランクが通算9アンダーと優勝できる射程圏内にいる。決勝ラウンドに向けて、この調子をキープしたいところだ。

そして日本勢は、田中秀道が5アンダー、久保谷健一が4アンダー、丸山茂樹が3アンダーと見事予選通過を果たした。久保谷は今季4回目の決勝ラウンド進出となった。過去の成績は先々週行われた「ビュイッククラシック」の49位タイが今までの最高順位なだけに、今回はそれ以上の順位を期待したい。

なお、初日2アンダーと良いスタートをきった貞方章男は2日目スコアを崩してしまい、残念ながらは予選落ちとなってしまった。

2003年 第100回ウェスタンオープン