降雨で2度の中断。初日はサスペンデッド
2003/06/27 09:00
米国男子ツアー第25戦「FedEx セントジュードクラシック」初日。雨で2度の中断を余儀無くされ、結局56名が初日を終えることができず降雨サスペンデッドとなった。この中でプレーを終えたジェイ・ハースとダロン・スタイルスの2人がともに7アンダーで暫定首位になっている。
ハースは1番でいきなりボギーを叩いたが、その後は7連続バーディを含む合計9つのバーディを奪って盛り返した。先週のビュイッククラシックでも最終日に65をマークし4位タイに入るなど好調。1992年の本大会勝者でコースのクセは掴んでいる。
ジェイ・ハース
「このコースではチャンスはモノにしていかなければ優勝争いには加われない。ピンに寄せたパットはことごとく入れる、そのくらいの勢いが必要だ」
スタイルスはノーボギーで1イーグル、5バーディ。下部組織(現ネイションワイドツアー)では3勝を挙げており、今年がレギュラツアー参戦初年度。シーズン序盤は4試合連続で予選落ちを喫したが、その後の9試合中8試合で決勝ラウンドに進出するなど水に慣れてきたようだ。
ダロン・スタイルス
「レギュラーツアーで初日から上位にいるなんて初めてだから嬉しくてたまらない。とにかく上位にいること自体が久しぶりで自分でも驚いている」
日本勢は久保谷健一が11ホールを終えて1オーバー107位タイ、貞方章男はプレーを終了し6オーバー148位タイ。ともに暫定だが、バーディを奪い合うコースでオーバーパー発進は痛い。
明日は午前8時15分より第1ラウンドのプレーを再開する予定となっている。