絶景18番ホールで今年もドラマが起きるか?
2003/02/04 09:00
米国男子ツアー第5戦となる「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」が2月6日(木)から9日(日)までの4日間、カリフォルニア州にあるペブルビーチゴルフリンクス、ポピーヒルズGC、スパイグラスヒルGCの計3コースで開催される。
1937年に『ビングクロスビー・プロアマ』として始まった大会で、過去の優勝者にはサム・スニード、ベン・ホーガン、バイロン・ネルソン、ジャック・ニクラス、トム・ワトソン、タイガー・ウッズなど超一流が名を連ねる。先週のボブホープ・クライスラークラシックと同じくプロアマ大会で、今週も映画俳優など多数の有名人が、今をときめくツアープロとともに大会を盛り上げる。
今季もすでに4試合が終了したが、南アフリカ出身のアーニー・エルス、フィジーのビジェイ・シン、カナダのマイク・ウイアと外国勢が勝利を飾っており、ツアーの国際化が進んでいることを感じさせられる。日本勢の奮起も期待されるが、今週は久保谷健一、貞方章男、横尾要の3名が出場予定だ。
ペブルビーチは、全米オープンや全米プロ、全米アマなど多くのメジャー大会を催してきたパブリックコースで、世界の名コースとして常に上位にランクされる話題のコース。海に接するホールが多いリンクスで、左サイドに海が続く18番ホールでは数々のドラマが生み出されてきた。その景観を見るだけでも楽しめる大会だ。
昨年は最終18番ホールでバーディを奪ったマット・ゴーゲルが、新人パット・ペレスを逆転で下しツアー初優勝を挙げた。今年もペブルビーチ18番ホールは要注目だ。