2012年 ウィンダム選手権

S.ガルシアが4年ぶりの優勝に王手!

2012/08/19 07:37
最終日を前に単独首位の座についたS.ガルシア。(Hunter Martin/Getty Images)

◇米国男子◇ウィンダム選手権 3日目◇セッジフィールドCC (ノースカロライナ州)◇7,130ヤード(パー70)

米ツアー通算7勝のセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、通算14アンダーまでスコアを伸ばし単独首位に浮上した。13番までに4つのバーディを積み重ね首位に浮上したガルシアは、14番でボギーをたたき2位グループに吸収された。しかし、続く15番で再びバーディを奪い「66」をマークして頭一つ抜け出した。昨シーズンは欧州で2勝を飾ったが、米ツアーでは2008年「ザ・プレーヤーズ選手権」以来となる優勝に王手をかけた。

首位に1打差、通算13アンダーの2位タイには、ティム・クラーク(南アフリカ)とバド・コーリーの2人。22歳の新鋭コーリーは、15番から3連続バーディを奪うなど、ガルシアと同じく4ストローク伸ばして7位タイから浮上。ツアー初優勝のチャンスにつけている。

通算12アンダー4位タイには初日に首位スタートをきったカール・ペターソン(スウェーデン)とハリス・イングリッシュ、さらに今季初優勝から2勝目も飾っているジェイソン・ダフナーが並んでいる。7バーディを奪い22位タイから浮上してきたダフナーは、上位3人には脅威的な存在だ。

大会2連覇を狙うウェブ・シンプソンは5番でバーディを奪うと、その後はパープレーで耐えていたが、15番、16番と連続ボギーをたたき通算10アンダーに後退。単独2位から10位タイまで後退した。また、日本の今田竜二は3バーディ、3ボギーのイーブンパーで通算3アンダーは変わらず。順位は47位タイから53位タイに少し下がり、最終日を迎えることになった。

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