Z.ジョンソンが逆転V、S.ストリッカーは4連覇ならず

◇米国男子◇ジョンディアクラシック最終日◇TPCディアラン（イリノイ州）◇7,257ヤード（パー71）

最終日を首位と3打差の単独2位で迎えたスティーブ・ストリッカーは、スコアを1つしか伸ばせず、ツアー史上5人目の大会4連覇という偉業を成し遂げることができなかった。

優勝争いは初日から首位を守り続けたトロイ・マッテソンと、最終日に6ストローク伸ばし通算20アンダーでホールアウトしたザック・ジョンソンのプレーオフとなった。

18ホールの繰り返しで行われた1ホール目、ジョンソンがティショットを左のフェアウェイバンカーに曲げると、マッテソンは右の林に曲げ、2打目は互いに池に打ち込むなどダブルボギーで引き分け。続く2ホール目、同じ左フェアウェイバンカーからの2打目をピン手前に絡めたジョンソンがバーディを奪い、今季2勝目。ツアー通算9勝目を果たした。

通算18アンダー単独3位はスコット・ピアシー。通算17アンダー単独4位にオーストラリアのジョン・センデン。通算16アンダー5位タイには、4連覇を狙ったストリッカーと、この日のベストスコア、7アンダー「64」をマークしたルーク・ガースリーの2人が並んだ。