2012年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ

P.ミケルソンが逆転、通算40勝目を手に! タイガーは15位

2012/02/13 09:12
6打差を逆転し、ツアー通算40勝目を手にしたP.ミケルソン(Ezra Shaw /Getty Images)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ最終日◇ペブルビーチGL◇6816ヤード(パー72)

決勝ラウンドが行われた最終日のぺブルビーチGLを支配したのは、首位を6打差で追うフィル・ミケルソンだった。1イーグル、6バーディの「64」をマークし、通算17アンダーで逆転勝利。大会4勝目、節目となるツアー通算40勝目を手にした。

2位に3打差の単独首位からスタートしたチャーリ・ウィ(韓国)がスタートホールで4パットのダブルボギー。一方のミケルソンは5番までに3バーディを奪うと、6番(パー5)では239ヤードの2打目をピン右手前6.5mに2オン成功。ここでイーグルを奪い、混沌とした上位争いから一気に抜け出した。単独首位で迎えた勝負のサンデーバックナインでも3バーディと勢いは衰えず、最終的に2打差をつける快勝を遂げている。

ウィは上がり3ホールを連続バーディで締めたものの、前半の遅れを取り戻せずに「72」のパープレーでフィニッシュ。通算15アンダーの単独2位に終わり、悲願のツアー初勝利は叶わなかった。通算13アンダーの単独3位にリッキー・バーンズ、通算12アンダーの単独4位にアーロン・バデリー(オーストラリア)が続いた。

首位に4打差の単独3位からスタートしたタイガー・ウッズは、前半の6番でバーディを先行させるも、7番(パー3)で3パットのボギーを叩いてから失速。以降はショットが安定せずにスコアメイクに苦しみ、2バーディ、5ボギーの「75」。通算8アンダーの15位タイに後退して、自身の今季米ツアー初戦を終えた。

2012年 AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ