連日のサスペンデッド!暫定首位にS.レビン、今田は予選落ちの危機
◇米国男子◇ウェストマネジメントフェニックスオープン2日目◇TPCスコッツデール◇7,216ヤード(パー71)
日没サスペンデッドとなった第1ラウンドの残りが再開され、ライアン・パーマーとジェイソン・ダフナーが7アンダー首位タイで終了。6アンダーの3位タイに、スペンサー・レビン、ウェブ・シンプソン、ボー・バン・ペルトの3人。今田竜二はカットラインを下回る1オーバーと、出遅れる位置で第1ラウンドを終了した。引き続き第2ラウンドが行われたが、午後8時7分に再び日没サスペンデッドに。再開は明日の午前7時30分を予定している。
この第2ラウンドでチャージをかけたのが、首位を1打差で追うレビン。前半のアウトで3バーディを奪って折り返すと、さらに2つのバーディを重ねて迎えた終盤17番。332ヤードと1オンも狙える短いパー4で、レビンのティショットはグリーンをオーバーして奥のガードバンカーに達する。この残り12ヤードの2打目を直接カップに沈めてチップインイーグルを奪い、1イーグル、6バーディの「63」。暫定ながら、2位に3打差をつける通算14アンダーで単独首位に躍り出た。
通算11アンダーの暫定単独2位に、3ホールを残しているハリソン・フレーザー。通算8アンダーの暫定3位タイに、ともにホールアウトしたウェブ・シンプソンとジョン・ハーが続く。ハーはQT突破から今年のツアー出場権を得た21歳。ツアー2戦目ながら6位に入った先週の「ファーマーズ・インシュランスオープン」に引き続き、今週も未知の能力を秘めた新鋭が上位をにぎわせている。
今田は3バーディ、3ボギーと伸び悩み、暫定カットラインに1打及ばない通算1オーバーの暫定80位タイでホールアウト。まだカットライン上にはホールアウトしていない選手が複数おり、決勝ラウンドに進出できるかは明日の再開後の結果に委ねられることになった。