2011年 BMW選手権

M.ウィルソン、J.ローズが首位を分け合う

2011/09/17 08:26
「66」をマークし、通算11アンダー首位タイに浮上したM.ウィルソン (Hunter Martin /Getty Images)

イリノイ州のコグヒルGCで開催中の米国男子ツアー「FedEx Cup」プレーオフ第3戦「BMW選手権」2日目。6アンダーの単独2位から出たマーク・ウィルソンが「66」をマークして通算11アンダーとし、ジャスティン・ローズ(イングランド)と並ぶ首位タイに浮上した。

ウィルソンは出だしの1番でフェアウェイからの第2打をグリーン左に外し、いきなりボギーを叩くが、中盤の攻勢が光った。3メートルを沈めた5番で最初のバーディを奪うと、8番からは怒涛の4連続。そして15番で(パー5)で2オンに成功し、6つめのバーディを決めた。前週までのFedEx Cupポイントは17位。今季開幕3戦までに2勝をマークしながらも、その後のトップ10フィニッシュは2回となっていたが、大詰めの時期になって再び存在感を示している。

初日単独首位でスタートしたローズはこの日、スコアを3ストローク伸ばすにとどまった。最終ホールのボギーも含め、1イーグル、4バーディ、3ボギーと「68」は出入りの激しい展開。また、2連勝のかかるウェブ・シンプソンは4バーディ、1ボギーの「68」でトップと2打差をキープして単独3位につけている。

通算8アンダーの4位にオーストラリアのジョン・センデン。6アンダー5位タイにはビル・ハースとロバート。アレンビー(オーストラリア)が並んだ、また、いずれも全米プロ王者であるキーガン・ブラッドリーデビッド・トムズは5つ伸ばして、ジェフ・オギルビー(オーストラリア)、マット・クーチャーとともに通算5アンダーの7位タイグループを形成している。

ルーク・ドナルド(イングランド)は初日4オーバーと出遅れたが、この日は5つ伸ばして通算1アンダーの27位タイまで浮上。リッキー・ファウラーセルヒオ・ガルシア(スペイン)らと並んだ。一方でフィル・ミケルソンは連日のオーバーパーで3オーバーの55位タイ。大会連覇のかかるダスティン・ジョンソンは6オーバーの63位タイと下位から抜け出せないでいる。

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