2011年 BMW選手権

J.ローズが首位発進! W.シンプソンも好調キープ

2011/09/16 08:53
自身ベストの「63」をマーク、単独首位発進としたJ.ローズ(Hunter Martin /Getty Images)

米国男子ツアー「FedEx Cup」プレーオフ第3戦「BMW選手権」が15日(木)、イリノイ州のコグヒルGCで開幕。初日、単独首位スタートに成功したのはイングランドのジャスティン・ローズだった。

今季未勝利のローズは出だしの10番から2連続バーディ発進。13番をボギーとするが、その後7つのバーディを奪った。今季の自身ベストスコア「63」で8アンダーをマークし「間違いなくここ数年で一番のラウンド」と会心の笑み。パーオンを逃したのはわずかに2ホールだけ。そしてパー3を除く14ホールすべてでフェアウェイキープに成功。同組のジム・フューリックも「すさまじいラウンドだった」と舌を巻いた。

そして2打差の2位タイにはマーク・ウィルソンウェブ・シンプソンの米国勢。2週前のプレーオフ第2戦「ドイツバンク選手権」で今季2勝目を手にし、「FedEx Cup」ポイントでトップに躍り出たシンプソンは6バーディ、ノーボギーと今週も抜群の安定感を発揮。「タフなコースとコンディションだったけれど、良い一日になった」と2連勝へ向けて好位置につけている。

4アンダーの単独4位には韓国のチェ・キョンジュ。3アンダー、5位タイにはジム・フューリックカミロ・ビジェガス(コロンビア)、ジョン・センデン(オーストラリア)が並ぶ。また、2アンダーの8位タイグループにはリッキー・ファウラーハンター・メイハンセルヒオ・ガルシア(スペイン)ら10選手がひしめいている。

フィル・ミケルソンは1オーバーの37位タイ、ルーク・ドナルド(イングランド)は4オーバーの56位タイと苦しい初日に。さらに同大会の昨年王者で、現在「FedEx Cup」ポイント2位のダスティン・ジョンソンは5オーバー、60位タイと大きく出遅れた。

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