2011年 チューリッヒクラシック

W.シンプソンが首位タイに浮上!B.ワトソンと並んで最終日へ

2011/05/01 08:25
首位タイに浮上し、ツアー初勝利に大きく前進したW.シンプソン(Hunter Martin /Getty Images)

ルイジアナ州のTPCルイジアナで行われている米国男子ツアー第18戦「チューリッヒクラシック」の3日目。ウェブ・シンプソンが「67」をマークしてトップタイに浮上し、バッバ・ワトソンに並び、通算12アンダーで最終ラウンドを迎えることになった。

通算7アンダーの4位タイからスタートしたシンプソンは、ティショットをピンそば2メートルにつけた3番(パー3)から一気に5連続バーディ。その後はすべてパーでしのぎ、ツアー初勝利へ向け大きく前進した。

一方、ワトソンはこの日、4バーディ、2ボギーと2つしかスコアを伸ばせなかったが、これで3日間首位の座をキープ。ドライビングディスタンスでも相変わらずトップに立ち、「ファーマーズ・インシュランスオープン」以来の今季2勝目へ視界は良好だ。

それでも上位はトップから3打差以内に10人、5打差以内に20人がひしめく混戦模様とあって、油断はできない。1打差の単独3位にはジョン・ロリンズ、さらに1打差の通算10アンダー、4位タイにはスティーブ・ストリッカーチェ・キョンジュ(韓国)ら実力者が続いている。

5打差で追う16位タイのルーク・ドナルド(イングランド)、ニック・オハーン(オーストラリア)らも怖い存在。リッキー・ファウラーは通算6アンダーの21位タイとなっている。

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