2011年 ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ

J.バードが首位タイに再浮上!バーディ合戦は最終日へ

2011/01/09 12:30
首位タイに再浮上したJ.バード。三つ巴の混戦状態で最終日を迎える(Sam Greenwood/Getty Images)

ハワイ州マウイ島にあるプランテーションコースatカパルアで行われている、米国男子ツアー2011年の開幕戦「ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ」の3日目。初日から続くバーディ合戦はこの日も繰り広げられ、3日間で通算18アンダーまでスコアを伸ばしたスティーブ・ストリッカージョナサン・バードロバート・ガリガスの3人が首位で並んでいる。

先に通算18アンダーにスコアを伸ばしたのはストリッカー。最終組の2つ前でラウンドしたストリッカーは、前半こそ2ストローク伸ばすことしかできなかったが、11番から5連続バーディを奪い、最終18番パー5もバーディ。この日のベストスコア「65」をマークして8ストローク伸ばした。

バードは初日に7アンダーをマークして首位タイに立っていたが、2日目は5ストローク伸ばしたものの3位タイに後退。しかし、この3日目に6ストローク伸ばして首位の座に返り咲いた。そして、2日目に10ストローク伸ばして首位に浮上したガリガス。この日はダブルボギー、ボギーとスタート2ホールで3ストローク落して首位争いから脱落。しかし、その後立ち直ると、最終18番663ヤードパー5でイーグルを奪い、首位の座に食らいついた。

首位の3人とは3打差の通算15アンダー単独4位には、スウェーデンのカール・ペターソン。さらに1打差の通算14アンダー単独5位はマット・クーチャーが続いている。2日目に7アンダー「64」をマークして4位タイに浮上した南アフリカのアーニー・エルスは、スコアを1つ落す大誤算。通算9アンダーの13位タイまで後退してしまった。日ごとにビッグスコアを出す選手が現れる今大会は、最終日も誰が飛び出してくるか分からない展開となりそうだ。

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