田中秀道がチャージをかけるも届かず自己ベストの3位タイ!
2004/07/19 09:00
ニューヨーク州エンディコットにあるエンジョーイCCで行われている、米国男子ツアー第28戦「BCオープン」の最終日。大会3日目を終えて首位と4打差の好位置につけていた田中秀道が、この日チャージをかけ大健闘を見せた。
この日パーオンに失敗したのは1度だけと、アイアンショットの切れが冴え渡った田中は、前半で4つ、後半で2つスコアを伸ばして通算18アンダーでフィニッシュ。この時点で首位に並び後続の組を待つことになった。
田中も含めて18アンダーに4人が並ぶ混戦模様の中、首位スタートのジョナサン・バードが終盤の15番、16番で連続バーディを奪って抜け出し、通算20アンダーの大台に乗せる。その後のホールを無難にパーでまとめたバードが、2002年「ビュイックチャレンジ」以来、ツアー2勝目を飾った。また通算19アンダーの単独2位には、後半にスコアを伸ばしてきたテッド・パーディが入っている。
田中はまたしても初優勝はおあずけとなり、3位タイフィニッシュ。今季「HP クラシックofニューオリンズ」で記録した単独4位を抜き、自己ベストを更新した。
そのほかスポット参戦している藤田寛之は、この日2バーディノーボギーでまとめ、通算8アンダーの48位タイで競技を終えている。