田中はパッティングに悩まされ14位に後退
2005/06/26 09:00
ニューヨーク州、ウェストチェスターCCで行われている、米国男子ツアー第26戦「バークレイズクラシック」の3日目。予選ラウンドを3位タイで終えて首位と2打差の3位タイと、絶好の位置につけていた田中秀道だが、この日は我慢の一日となった。
この日、ティショットのフェアウェイキープ率100%、パーオン率83%とショットが冴え渡っていたが、パッティングが37回と全く入らず、フラストレーションの溜まるラウンドになった。田中は、5番パー5でバーディを奪い、順調なスタートを切ったかに思われたが、6、7番で連続ボギーを叩き後退。その後もボギーが止まらず、1バーディ5ボギーで周り、通算2アンダーの14位タイに順位を下げた。ショットの調子が良くなっているだけに、最終日の爆発に期待したい。
初日から首位を走るジム・フューリックに追いついたのは、パドレイグ・ハリントン(アイルランド)。この大会、ショットが切れているハリントンは、アグレッシブなゴルフを展開し、6バーディ3ボギーの内容でホールアウト。通算9アンダーでフューリックと並び、明日の決勝ラウンドに挑む。
また、通算7アンダーの3位タイに、パターの名手ブラッド・ファクソンと、ブライアン・ゲイ。通算5アンダーの5位に、世界ランキング2位のビジェイ・シン(フィジー)など3人が控えている。