2010年 WGCブリヂストンインビテーショナル

宮本が「62」の猛チャージ! 首位に4打差で最終日へ

2010/08/08 07:54
最終18番終了後、多くのギャラリーにサインやハイタッチの要請を受ける宮本勝昌

米国オハイオ州ファイヤーストーンCCで行われているWGC(世界ゴルフ選手権)第3戦「WGC ブリヂストンインビテーショナル」の3日目。連日の晴天に恵まれる中、上位は伸び悩む展開に。対して激しい追い上げを見せる選手が続出し、上位の顔ぶれがガラリと入れ替わるムービングデーとなった。

通算9アンダー、首位に浮上して最終日を迎えるのは、この日「63」をマークしたライアン・パーマーと、「64」をマークしたショーン・オヘアー。ともにノーボギーで大きくスコアを伸ばし、ビッグタイトル獲得に向けて絶好のポジションで最終日を迎える。

そして、それ以上の素晴らしいプレーを見せたのが58位タイからスタートした宮本勝昌だ。前半からパットが好調、終盤の17番パー4ではイーグルを奪うなど、この日1イーグル、7バーディ、1ボギー。タイガー・ウッズが2000年に記録したコースレコード「61」に次ぐ「62」を叩き出し、通算5アンダーの10位タイに大躍進を遂げた。

石川遼は2ストローク落とし、通算6オーバーの64位タイ。池田勇太は1ストローク伸ばし、通算7オーバーの67位タイに浮上している。今週の結果次第では世界ランキング1位に浮上するフィル・ミケルソンは、宮本と並び10位タイ。タイガーは5ストローク落とし、通算11オーバーの78位と下位から抜け出せていない。

早いスタートの石川遼と池田勇太は肌寒い中で練習を行った
今のタイガーに何を期待する?ついに2桁11オーバーで下から3人目
18番をバーディで締めくくり、珍しくガッツポーズを見せるアーニー・エルス
ノーボギーのラウンドで首位タイに浮上したライアン・パーマーです
ライアン・パーマーの1つ後ろの組でプレーするのはS.オヘアー
「記念に撮ってください」と言うので、撮りましたよ
ミケルソン組を待つギャラリースタンド。タイガーのときよりも倍増
こちらを睨んでいるのではなく、一通り周囲を見渡す癖なのです
石川遼とラウンドしたホージー。英語では「horsey」なるほど、だから馬のヘッドカバーなのか

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