C.ペターソン、大逆転優勝!
2010/07/26 10:10
カナダにあるセントジョーズG&CCで開催されている、米国男子ツアー第29戦「RBCカナディアンオープン」の最終日。カール・ペターソン(スウェーデン)が4打差をひっくり返して今季初優勝を飾っている。
首位と4打差の2位タイで最終日を迎えたペターソン。これだけの差があった上に、自身も前半は4番、7番でボギーを叩いており、逆転の可能性はついえたかに思われた。しかし、前半ラスト2ホールで連続バーディを決めて振り出しに戻すと、後半は前日の猛チャージを思い出させるバーディラッシュ。伸び悩んだディーン・ウィルソンを一気にかわし、単独首位。最終ホールこそボギーを叩いたが、それでも通算14アンダーで見事な逆転勝利を手に入れている。
2位に4打差をつけ最終日に臨んだウィルソンは手堅いゴルフを展開。前半をイーブンで折り返したが、後半、猛烈な勢いでスコアを伸ばすペターソンのプレッシャーに屈し、ボギーを連発。首位を明け渡し、そのまま通算13アンダー、単独2位で大会を終えた。
通算12アンダー、単独3位にはルーク・ドナルド(イングランド)。続く通算10アンダー、4位タイには実に9人が並ぶ大混戦。ティム・クラーク(南アフリカ)、ボブ・エステス
トレバー・イメルマン(南アフリカ)らが名を連ねて大会を終えている。