R.マキロイが9アンダー首位!タイガー、遼も好スタート!
海外男子メジャーの第3戦「全英オープン」が、スコットランドにあるセントアンドリュース オールドコースで開幕した。初日は曇り空で午後になって一時的に強い雨も降ったが、全体的には穏やかな1日となった。その中でも風がほとんど吹かなかった午前中にラウンドをした選手がスコアを伸ばしていた。
この日9アンダーをマークして単独首位に立ったのは北アイルランドのロリー・マキロイ。序盤は3番のバーディ1つで静かなゴルフをしたマキロイだが、9番でイーグルを奪うと10番から3連続、さらに14番、15番、さして最終18番でもバーディを奪い後半は30ストローク。9アンダーの1ラウンド「63」は、日本の青木功を含めメジャー史上最少ストローク記録と並ぶ快進撃だった。
2打差の7アンダー単独2位は南アフリカのルイ・オイストハイセン。さらに1打差の6アンダー3位タイにブラッドリー・ドレッジ(ウェールズ)など欧州勢4人と、前半怒涛のバーディラッシュを見せたジョン・デーリーが並んでいる。そして5アンダー8位には、タイガー・ウッズなど9人が集団を作っている。
そして9名が出場している日本人選手の中で石川遼が、4アンダー17位タイに食い込んできた。5バーディ、1ボギーと安定した内容を見せた石川は、首位とは5打差と少し差が開いているが、天候の変わりやすいリンクスでの大会ということもあり、2日目以降にさらに上位進出の可能性を秘める。
その他の日本勢は、谷口徹が2アンダーの45位タイ、宮瀬博文が1アンダーの59位タイ。イーブンパーでラウンドした池田勇太が74位タイにつけたが、薗田峻輔、小田孔明は2オーバーの117位タイ、藤田寛之が3オーバー127位タイ、小田龍一が4オーバー134位タイ、宮本勝昌が5オーバーの142位タイと大きく出遅れた。予選2日間で70位タイまでが決勝ラウンドに進出できる。