【WORLD】欧州ツアーがレース・トゥ・ドバイの賞金をカット
2012/01/22 06:00
Golf World(2012年1月16日号)GW bunker texted by John Huggan
大会運営やスポンサーは声を潜めていただろうが、今シーズンも欧州ツアー最終戦として開催される、「DPワールド ツアー選手権 ドバイ」(ドバイ・ワールドチャンピオンシップ)の賞金額が、昨年と比べて50%程度削減されると発表された。
今年の11月に開催される同選手権では、トップ10以内のプレーヤーに対し、合計375万ドル(賞金王に100万ドル)が贈られる。昨年はトップ15に入賞したプレーヤーに倍額が支払われ、欧米両ツアーで賞金王を獲得したルーク・ドナルド(イングランド)は150万ドルもの大金を手にした。
とはいえ、これは悪いニュースかもしれないが、ここ数年世界的な不況が続く中、世界第2のツアーでトップパフォーマー達にボーナスが支払われるということは朗報でしかない。
昨年12月、世界3位の規模を誇る港湾事業会社のDPワールドは、ドバイで開催される同大会のスポンサー契約を2014年まで延長することに合意。これについて元全英オープン優勝者であるポール・ローリーは、「今回のニュースに苛立つのは簡単なことだが、スポンサー自体も不況に喘ぐ中で、素晴らしいスポンサーを持ち、こうした大会を開催出来るということを、多くのプレーヤー達は幸運に思うべきだ」と主張している。
米国ゴルフダイジェスト社提携
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