2019年 資生堂レディス

1Wシャフトを変更 雨中の名門コースを制した渋野日向子のギア

2019/07/09 07:15
豪快なスイングが魅力の渋野日向子。この大会の平均飛距離は7位だった

大会名: 資生堂アネッサレディスオープン
日時:7月4日(木)~7月7日(日)
開催コース:戸塚CC(神奈川県)
優勝者:渋野日向子

20歳の渋野日向子が今季2勝目を挙げた。通算12アンダーで並んだイ・ミニョン(韓国)をプレーオフ1ホール目で破った。初優勝した5月の国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」から1Wのシャフトを変更。ダイナミックなショットで、かつて男子ツアーの会場にもなった名門コースでの戦いを制した。

14本は用具使用契約を結ぶピンのクラブを使用。同社の担当者・須藤亮さんによれば、「14本をすごくこだわり抜くタイプではないが、どのクラブも豪快に振れる。特にウッド系は自信を持っている」という。アマチュア時代の実績は同学年の勝みなみ新垣比菜らに比べ大きく劣り、須藤さんは「正直契約したときは、一気にここまでの選手になるとは誰も思わなかった」と、鈴木愛比嘉真美子に並ぶ看板選手へと駆け上がったことに驚きを隠さない。

1Wのシャフトは、前週「アース・モンダミンカップ」で藤倉コンポジット スピーダー569 エボリューションⅥに差し替えた。テスト後すぐに投入を決めたという。今季ここまでの平均飛距離は全体15位(243.27yd)、4日中3日が雨となった今週は全体7位(238yd)だった。「最も成長できているのはパター。ただ1Wの飛距離やショートゲームなども今後も成長していきたい」と話した。

<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:ピン G410 PLUS ドライバー(10.5度)
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー569 エボリューションⅥ(44.75インチ、硬さSR)
フェアウェイウッド:ピン G410 フェアウェイウッド LST(3番14.5度)、ピン G410 フェアウェイウッド(5番17.5度)
ユーティリティ:ピン G410 ハイブリッド(3番19度、4番22度)
アイアン:ピン i210 アイアン(5番~PW)
ウェッジ:ピン GLIDE FORGED ウェッジ(52度、58度)
パター:ピン シグマ2 アンサー パター
ボール:タイトリスト プロ V1 ボール

ピン
発売日:2019/03/21 参考価格: 74,520円

2019年 資生堂レディス