2021年 GMOインターネット サマンサタバサグローバルカップ

ヨネックス育ちの若林舞衣子 85ホール連続ボギーなし&ママVのギア

2021/07/19 14:00
ヨネックスのドライバーを愛用

◇国内女子◇GMOインターネット・レディース サマンサタバサグローバルカップ 最終日(18日)◇イーグルポイントGC (茨城県)◇6657yd(パー72)

新潟県出身、プロ入りから同県に製造拠点を置くヨネックスと所属契約を結ぶ若林舞衣子がツアー4勝目を挙げた。初勝利、2勝目は独身で。2017年の3勝目は妻として。4年ぶりのタイトルは母になって手に入れた。

最終日に前週「ニッポンハムレディス」の3日目から始まった85ホール連続ボギーなしの日本ツアー記録を樹立した。持ち前のアプローチ、パットの正確性を武器に「最近、飛距離も伸びて、短い番手で狙っていけるようになった。パーオン率も上がり、ボギーを打たない」と33歳にしてのパワーアップを実感。ヨネックスの1W、シャフトに信頼を置いている。

キャディバッグ内に4本収まっているUTは2016年に発売されたもの。前半6番、後半10番でフェアウェイからチャンスメークしバーディにつなげた6UTだけ、シャフトをカーボンではなくスチールにするアレンジを加えている。

パターはトラスシリーズ

2戦連続でプレーオフを戦ったのは2016年のイ・ボミ(韓国)以来だった。トップレベルでの安定感の要因は「一番はパッティングだと思う」という。

女子ツアーで流行中のテーラーメイド トラスシリーズが手になじみ「もともとラインの読みに自信はあったけれど、パターを替えたのも大きい。思ったところに打ち出せるようになった」と分析。「ロングパットを重点的に練習している。なかなか届かないところを『しっかり、打とう』と思うのではなく、自然に、良い感覚でカップを50㎝オーバーさせる」。ティからグリーンまで自信を持ってプレーできた。

<最終日の使用ギア>

ドライバー:ヨネックス EZONE GT 445(ロフト角9度)
シャフト:ヨネックス レクシスカイザM2(長さ45.75インチ、重さ50g、硬さS)
フェアウェイウッド:テーラーメイド SIM2 MAX(3番15度、5番18度)
ユーティリティ:ヨネックス EZONE XPG(3番19度、4番22度、5番25度、6番28度)
アイアン:ヨネックス EZONE CB 501 フォージド(7番-PW)
ウェッジ:ヨネックス EZONE N1-W(52度、58度)
パター:テーラーメイド TPコレクション ハイドロブラスト ジュノ TB2
ボール:ダンロップ スリクソン Zスター ◆(ダイヤモンド)

テーラーメイド
高級感のある光沢の美しさと機能性を両立した新TPシリーズ
発売日:2021/06/11 参考価格: 39,600円

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