2020年 ニトリレディス

エースパターはピレッティ社 笹生優花2戦連続Vギア

2020/09/01 18:59
聞きなじみのないメーカー。笹生は米テキサス発の削り出しパターを使う(Atsushi TomuraGetty Images)

◇国内女子◇ニトリレディスゴルフトーナメント 最終日(30日)◇小樽CC (北海道)◇6695yd(パー72)

19歳の笹生優花が2週前の今季第2戦「NEC軽井沢72」に続いて2試合連続で優勝した。荒天の影響でセカンドカットを実施した最終日は「71」。ショートゲームで粘り逃げ切った。

クラブは豪快な飛距離を武器にプロ初優勝を挙げた「NEC-」から替わらないが今大会は小技が光った。エースパターは2008年に米テキサス州で誕生したピレッティ社のもの。17年から同社のパターを使用し始め、1年前からは「構えやすい。ピンタイプって細くて四角っぽいじゃないですか。それに丸みを出して、見たときに柔らかいイメージ。そこが一番気にいってます」と自らにあわせて調整されたパターを愛用している。

「そんな得意ではない」と謙遜するパットは4日間通して平均パット数が全体3位の28.75。最終日終盤16番では同組で優勝争いを繰り広げた小祝さくらがボギーとスコアを落とす中で2mのパーパットをしぶとく沈め優勝をたぐりよせた。

<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:テーラーメイド M5 ドライバー(10.5度)
シャフト:セブンドリーマーズ
フェアウェイウッド:キャロウェイ マーベリック フェアウェイウッド(3番15度、5番18度)
ユーティリティ:キャロウェイ マーベリック MAX ユーティリティ(4番20度)
アイアン:MIURA(三浦技研)TC-101(5番~PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM7 ウェッジ(48度、56度、60度)
パター:ピレッティ ワークショップパター
ボール:タイトリスト プロ V1 ボール

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