操作性に長けた1Wが心強い武器 木下裕太の初優勝クラブ
大会名:マイナビABCチャンピオンシップ
日時:2018年10月25日(木)~28日(日)
開催コース:ABCゴルフ倶楽部(兵庫)
優勝者:木下裕太
プロ11年目の木下裕太が、川村昌弘とのプレーオフを制してツアー初優勝を飾った。9月の「トップ杯東海クラシック」で6位に入り、初の賞金シードを確定させてから1カ月後の栄冠。強みとするフェアウェイキープ率は4日間を通して1位(64.29%)を記録し、2日目から首位を譲らない安定した試合運びでゴールテープを切った。
クラブ契約はフリー。「特にこだわりはなく、使って合ったものを使う」という14本は、テーラーメイドとタイトリストが多くを占める。
「ドライバーでフェアウェイに置くことだけは自信がある」という1Wは、テーラーメイドのM1 440 ドライバーを使用する。以前はドローヒッターだったが、フェアウェイキープ優先を目的にフェードにシフト。「しびれる時は低い球で30ydくらいスライスさせて245ydを打つ。95%は(フェアウェイキープに)成功する」という。練習場で遊び感覚で打ち込みを続け、身に着けた独自のテクニックだ。
<最終日の使用ギア一覧>
ドライバー:テーラーメイド M1 440 ドライバー(9.5度)
シャフト:藤倉ゴム工業 スピーダー エボリューション 4 661(硬さX)
フェアウェイウッド:テーラーメイド M2 フェアウェイウッド(3番15度)
ユーティリティ:テーラーメイド M4 レスキュー(3番19度)、タイトリスト 913H ユーティリティ(4番21度)
アイアン:タイトリスト 718 AP2 アイアン(4番~PW)
ウェッジ:タイトリスト ボーケイデザイン SM6 ウェッジ Fグラインド(52度)、タイトリスト ボーケイウェッジ プロトタイプ(58度)
パター: オデッセイ WHITE HOT RX パター 2BALL プロトタイプ
ボール:タイトリスト プロV1xボール