2016年 キア・クラシック

宮里藍が約1年4カ月ぶりのトップ100復帰/女子世界ランク

2016/03/28 17:30
3年ぶりにトップ3入りを果たした宮里藍(※撮影は2015年ワールドレディスサロンパスカップ)

米国女子ツアー「キア・クラシック」は、世界ランク1位のリディア・コー(ニュージーランド)が優勝。世界ランクポイントをさらに上積みし、2位の朴仁妃を2.8ポイント差引き離して、23週連続の1位キープとなった。

大会で3年ぶりにトップ3(3位)に入った宮里藍は、前週から一気に67ランク浮上し、90位となった。宮里は2014年12月に100位圏外に滑り落ちて以降、約1年4カ月ぶりとなるトップ100復帰。五輪代表争いでも日本勢10番手まで浮上した。

日本勢トップは、大会で予選落ちに終わり3ランク下げた宮里美香の38位。大会16位の野村敏京が前週と変わらず42位で日本勢2番手につけている。

一方、国内女子ツアー「アクサレディスin MIYAZAKI」出場組では、優勝したキム・ハヌル(韓国)が14ランク浮上し62位となった。大会20位の大山志保は1ランクダウンの44位で、依然として日本勢3番手だ。

今週は、米国女子ジャー初戦の「ANAインスピレーション」がカリフォルニア州で開催。世界ランクポイント配分が大きい大会には、米ツアーで活躍する日本人選手のほか、国内ツアーからも逆転でリオデジャネイロ五輪代表を目指す大山、イ・ボミ(韓国)らが出場する。

2016年 キア・クラシック