2018年 ダンロップ・スリクソン福島オープン

「スリクソンZ」の新クラブがお目見え 若手が実戦投入も

2018/06/18 16:27
大堀裕次郎は新しい1Wをテストした

◇国内男子◇ダンロップ・スリクソン福島オープン 事前情報(18日)◇グランディ那須白河ゴルフクラブ (福島)◇6961d(パー72)

住友ゴム工業が展開するスリクソンブランドの新しいギアが、今週開催の男子ツアーでお目見えした。詳細は明かされていないが、「Zシリーズ」の後継モデルとみられ、若手注目株の大堀裕次郎らが本戦で使用する可能性もある。

21日(木)に開幕する「福島オープン」の会場でテストされたのは、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンの各機種。それぞれに「Z」と「85」と記されていた。

ドライバーは「Z585」と、やや小ぶりでネックに弾道調整機能が搭載された「Z785」の2機種。黒いクラウンはいずれも網目状の模様が入り、カーボンコンポジットクラブとみられる。ゼクシオ ナインを愛用してきた大堀はこの日、「Z785」を握り、「飛距離が伸びた。打感も音が良くなりました。見た目もストレートにしたら構えやすくなった。ロフトなどがマッチングできたら武器になる」と好感触を得た。

住友ゴム工業の新しい1Wは2機種か。Z785とZ585と刻印されていた

フェアウェイウッドの「Z F85」に加え、UTはウッド型の「Z H85」とアイアン型の「Z U85」の2タイプ。アイアンは「Z585」と「Z785」はいずれもキャビティタイプで、バックフェースのデザインと、ソール幅の違いが明確だった。出水田大二郎は「Z785」をキャディバッグに入れて事前ラウンドをプレーしていた。

メーカー担当者によれば、発売日などは未定だという。

Z785と記された1W。純正シャフトMIYAZAKI
ドライバーと似たデザインのフェアウェイウッドとウッド型UT
アイアン型のUTはロングアイアン代わりに使う選手も多そう
左がZ585と書かれたモデル。右のZ785のほうが薄い
アイアンは2機種。いずれもキャビティタイプ
ダンロップ
スイートエリア拡大で上下の打点のズレに強い
発売日:2016/09/10 参考価格: 73,440円
ダンロップ
発売日:2016/09/10 参考価格: 73,440円

2018年 ダンロップ・スリクソン福島オープン