石川遼がオデッセイの限定パターをテスト
2016/09/13 17:50
キャロウェイゴルフ社は13日、今週開幕する国内男子ツアー「ANAオープン」の会場・札幌GC輪厚コースで、24日に発売を予定している『オデッセイ』ブランドの限定モデルパターを初披露。契約プロの石川遼がさっそく練習グリーンでテストした。
まだ正式名称が伏せられている新パターは、現時点では『DYPEモデル』と呼ばれている。ソールデザインには、ドル(Doller)、円(Yen)、ポンド(Pound)、ユーロ(Euro)の主要4通貨の単位記号が散りばめられており、勝つためのパター、すなわち“パット・イズ・マネー”を強調しているらしい。
フェースはツアー使用率ナンバー1の「ホワイトホット」インサートが搭載され、用意されたヘッド形状は4タイプ。普段使用しているヘッド形状とは異なるマレット型を試打した石川は、その手に伝わる感触をこう話した。
「現在使用しているパターと同じホワイトホットインサートなので、フィーリングに違和感はありません。少しソフトな感触でフェースにきちんとボールが乗っていく感じがあり、ボールの打ち出しをコントロールしやすい」
もともと「パターはアイアンと同じショットで打ちたい。パターは自分の掌の延長線だと思っている」と話しており、「フィーリングがソフトだと球が転がらないイメージがあるけれど、きちんと転がってくれます」と好印象も口にした。
ただ、「感覚が研ぎ澄まされている時はL字パターを使用している」とも語り、「現在使用しているL字が好調なので、気分転換をしたい時のスペックの1つとして捉えたいですね」と、今週の投入に向けては慎重に判断する考えのようだ。