2015年 RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント

ブリヂストンの新ドライバー 近藤共弘らがテスト

2015/08/26 17:36
ブリヂストンゴルフの新1Wで練習を繰り返す近藤共弘

1か月ぶりに再開の国内男子ツアーで、ブリヂストンスポーツ契約プロが新しいクラブを投入しそうだ。8月末に発表された10月発売の新ブランド、ブリヂストンゴルフの「JGR」シリーズ。「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント」が開催される福岡県・芥屋ゴルフ倶楽部で近藤共弘、宮本勝昌らが同シリーズの1Wをテストしている。

濃いネイビーのクラウンに黄色いラインが鮮やかなヘッド。2013に発売された「GR」シリーズの進化版は、ボールの高初速化による飛距離を追究したモデルだ。当地では1Wのほかフェアウェイウッド、ユーティリティといったウッド系をツアープロたちが試打している。

製品の大きな特長は3つ。フェースに近い側のクラウンが“たわむ”ことで飛距離を出す、進化した「パワースリット」に加え、ヘッド内部のバック側に硬いリブを入れ込んだ新開発の「スピードアーク」が相乗効果を生む。

フェース面に刻まれた「パワーミーリング」が大きな特徴

そして新たに設計されたブランド独自の「パワーミーリング」でスピン量を最適化。フェース面をよく見ると、ソールに近い下の部分が細かく、クラウンに近い上側は間隔が広い。「通常はヘッドの機能上、下の方に当たるとボールのスピン量が増えますが、このミーリングならば下に当たった時にスピン量を減らす効果があります」と担当者。打点の上下のばらつきに強く、ミスにも寛容といえそうだ。

USGAの適合ヘッドリストに載ったばかりだが、今週は近藤と宮本がさっそくキャディバッグに入れる可能性も。米国では宮里藍が実戦投入に向けた動きを繰り返しているという。

同シリーズはウッドからアイアンをラインアップ。“UT型アイアン”である「JGR HYBRID FORGED アイアン」は、7月の「全英オープン」で池田勇太、「全英リコー女子オープン」の会場で渡邉彩香が既にテストしていた。

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