ルーキー川村が今週も奮闘!6連続バーディの新たな記録を樹立
国内男子メジャー第2戦「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」の初日、川村昌弘が第1ラウンドの1番ホールから6連続バーディをマーク。この川村の6連続が、スタートホールからの連続バーディ記録を樹立した(※1999年JGTO設立以降)。
連続バーディのツアー記録は、2011年「サン・クロレラクラシック」の第2ラウンド、7~14番ホールでの8連続バーディを菊池純が記録(※資料が残る1985年以降)。さらに、第1ラウンドに限って言えば、2003年「アコムインターナショナル」の18~6番(インスタート)で7連続をマークした倉本昌弘が記録している(※1999年JGTO設立以降)。
※上記の記録は1ラウンドでの記録。(ラウンドをまたいでのものはカウントせず)
この日7時33分にティオフした川村は、1番から4m、3m、3m、2m・・・とバーディパットを次々と沈め、5番では7mのロングパットを決めて5連続。続く6番(パー5)ではセカンドショットをピン手前25mにつけ2パットでバーディを奪った。
中盤8番(パー4)でティショットを右に曲げると深いラフにつかまり、2打目はグリーン手前バンカーへ。この3打目を寄せきれずボギーとすると、10番、11番でも好調だったティショットがフェアウェイを捕らえられずラフ。セカンドショットが、レイアップや、難しいアプローチを強いられ連続ボギーとしてしまう。しかし、16番では7mの下りを読みきってバーディとし、首位と2打差の2位タイにつけた。
「どうしてもバーディというより、後半は難しいホールが続くことが分かっていたので、(バーディ)獲りたいホールで獲っておきたかった。結果獲れたことで、中盤にボギーを叩いても慌てずにできた」と冷静に分析。明日からの3日間も「とにかくあきらめずに粘り強くプレーしたい」と力を込める。先週の「ダイヤモンドカップゴルフ」に続き、並み居るベテランたちを退け、川村はビッグタイトルを前にも臆せず邁進する。(茨城県笠間市/糸井順子)