国内シニアツアー

~プロのこだわり5箇条~ <第58回>渡辺司

2013/11/27 09:49
無駄な努力こそ無駄という持論を持つ渡辺司

<1>ラインは人に聞かない
特に今年、強く心掛けていることです。人に頼らずに自分で考えて答えを出す。自分を鍛えるためにいい手段だと思います。出た結果がどうあれ100%自分の責任。結局は自分から逃げられない、最後に信じられるのは自分なのです。

<2>頑張らない
僕は「無駄な努力こそ無駄」と考えるタイプ。いくら努力を積み重ねても、そこに気持ちがなければ無駄に終わるでしょう。「練習は上手くなるために必要」という考え方ではなく、やりたくないことはやらない、やりたくて努力を続ける人は目標を達成できると信じています。

<3>自分を支えているものを知る
多くのプロゴルファーはそれぞれ、いろいろなことを背負ってプレーしています。決してひとりの力でプレーしているわけではありません。それが家族であったり、ファンであったり、自分の目標であったりと様々ですが、時に支えとなり、励ましとなり、背中を押してくれたりします。だからこそくじけそうになった時は、そのことを思い出します。

<4>ボールにはピンクの目印
使用球には、ピンクのマークを付けます。どんなきっかけだったかは思い出せませんが、最初にピンクで付けてから、今でもずっとピンク。ピンクは意外と他の選手ともかぶらないし、赤色との区別も付きやすいのもいいですね。以来ずっと僕のトレードマークとなっています。

<5>食事の際、必ず野菜から食べる
食事に気を遣っているのではなく、最後に残すとお腹いっぱいで食べなくなっちゃうから(笑)。野菜はたくさんは食べないけど、その日のメニューに野菜があれば、必ず最初に食べるようにしています。