2014年 ザ・プレーヤーズ選手権

「76」のミケルソン、予選通過に黄信号?

2014/05/09 12:05

By Helen Ross, PGATOUR.COM

TPCソーグラスでの「ザ・プレーヤーズ選手権」でミケルソンが決勝ラウンドに進むには、課題がありそうだ。

ミケルソンは今大会初日に「75」をマーク。これは「76」を記録した2009年大会の最終日以降の(2010年大会から今大会初日までの)15ラウンドで最も悪いスコアだ。

レフティとして知られるミケルソンは初日に4ボギーを叩き、後半の4番で約3.5メートルのパットを決めてこの日唯一のバーディを獲得。2007年大会の覇者でもある彼だが、フェアウェイをキープしたのは8ホールのみ。パーオンしたのは13ホールで、33パットだった。

「天候も悪くないから、バーディが量産できるはずなのに」と、ミケルソン。「確かにちょっとがっかりだし、不満が残るね」。

昨年の「全英オープン」覇者の彼にとって、今回のラウンドは浮き沈みの激しいシーズンにおける新たな難関だ。ミケルソンは先週の「ウェルズファーゴ選手権」こそ、3日目に「63」をマークして11位タイで終えたが、今季初のトップ10入りはまだ果たしていない。

今大会初日に力を発揮できなかった原因を聞かれ、「わからないんだ。本当に」と答えたミケルソン。「特定の局面が悪いとも感じなかった。僕はただ、ボールをカップインしたり、カップの方へと持っていくのに苦労してるだけさ」。

とはいうものの、大会初日の結果についてあまり困惑はしていないようだ。

「コースに出て、自分のできる限りのプレーをする。そしてどれだけのロースコアを出せるか見るのさ」と、ミケルソン。「だけどあまり心配してないよ。今はただ、かみ合ってない感じなんだ」。

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