2014年 マスターズ

オーガスタナショナルで何がしたい?(1/2)

2014/04/08 17:26

By Sean Martin, Helen Ross and Brian Wacker, PGATOUR.COM

■ オーガスタ・ナショナルでのパットはどんな気分?

マット・クーチャー
「そんなに悪くないと思うよ。サイドヒルのパットは一番難しいとは思うけどね。下り坂でのパットはスピードはでるけど、ラインをしっかり捉えられていれば、入る確率は高い。けれどサイドヒルで2フィートから6フィート外してしまうと、「これを決めるのは難しい」と思ってしまう。一番難しいからね。初めてそこに立った時のことを覚えているよ。あのホールは不完全なんだって思うようにしていた。今は少し気持ちは強くなったけどね。10フィートのパットを打つ時に、自分から5フィートの所を目がけて打った。本当に創造力が必要になってくるね。(パットをグリーンから外したことがあるかと尋ねたところ)いや、セミノル・ゴルフクラブで一回だけバンカーに入れてしまったけどね」

ロリー・マキロイ
「視覚が大切。グリーンが速いと読みも的確ではなくなってしまう。そうなると、感覚が大切になってくるんだ。ボールがグリーンの後方2時、3時方向からでもホールに入るのがイメージできなくてはダメだね。全てがホールに転がり込むんだ。右インサイドや左インサイドからパットが出来るのは本当に稀なケースだよ」

■ マグノリア・レーンを通る時はどんな気分?

ブラント・スネデカー
「想像よりずっと長いと思うよ。そこで気分に浸るのは本当に気持ちがいい。これまで想像してきた非現実的な何か、テレビでしか見たことがなかった場所。距離は長くても、通り過ぎるのはあっという間。すごく気分が良くて、いつも鳥肌が立ってしまうんだ」

「僕が大学生の時、朝早く会場に着いて8時にプレーをしたよ。皆で車から飛び出してマグノリア・レーンを歩き、目で見て、感じて、経験したんだ。マグノリアは大きくて、古くて、そういった全てを含んでいる。暗くて良く見えないから変な感じがしたよ。マグノリアは壮大で、閉ざされていることから、暗闇以外何も見えない。レーンは見えるけど、その終わりに小さな黄色い花が見える。そして方向を変えるとクラブハウスが見える。そこで、オーガスタに到着したんだと感じるね」

デービス・ラブIII
「とにかく、とても楽しいよ。たまにはフロントゲートへ行って、マグノリア・レーンを下って、クラブハウスに到着したら折り返して戻ってくるんだ。ただ楽しいんだよね。ゲートの中に入れることも特別だし、そこには沢山の歴史がある。色あせることは決してないだろうね。綺麗に保たれているし。初めて入ったのは子供の時、父に連れられてきたんだ」

スコット・ストーリングス
「入れるだけでいいよね。いつも僕は『今日じゃないよ』って誰かにだまされているんじゃないかって思って。でも皆いい人ばかりで、少し奇妙な感じすらするよ。だって、ずっと入りたいと夢に見てきた場所に入れて、そこで“何でもして良いよ”って言われている感じだよ。素晴らしいよね。初めてマグノリア・レーンを通ったときはぞくっとしたよ。誰かが『大丈夫だよ、早く行っていいよ』って言ってくれるのを待ってた。とにかく早く中に入りたかったんだ」

リッキー・ファウラー
「あの場所は素晴らしい。いつもカバー写真などで見かける場所だったから。特別な場所だね。ドラッグレースしたいね(笑)。そんなことはできるわけないけど。とにかく中に入って、マグノリア・レーンを楽しむことだね」

※(2/2)は9日(水)公開予定

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