2013年 ザ・マックグラッドリークラシック

ソファで観戦を楽しんだ余裕のクーチャー

2013/11/09 16:49
2日連続の「68」で15位に浮上したマット・クーチャー(Getty images)

マット・クーチャーはシーアイランドGCで2日連続の2アンダー「68」をマークした。

最も良かったことは? とにかくラウンドを終えたことだ。

「他の選手たちがこのような状況下で苦戦しているのを、ゆっくりとソファに腰を掛けながら、見て楽しんでたよ」。最初の2日間で通算4アンダーとしたクーチャーは話した。

このような状況下というのは、朝から午後にかけて風速25~30マイルという強風に見舞われていたことだ。

「天気予報で今日が強風だと知っていたから、昨日は日没前になるべく多くのホールを回ろうとうとしていたんだ」とクーチャー。「ドライバーも大変だけど、これくらい風が強いと、一番の試練はパッティングだね。スロープで上手くプレーするのも難しいよ」

平均スコアが3オーバーとなったコースにおいて、クーチャーは試練を乗り越えた。

フェアウェイキープは3度外しただけ。そして14ホールでパーオンを成功させたクーチャーは、3バーディ、1ボギーでラウンドした。

「スタンダードなショットを打ってはダメなんだ」とクーチャー。「スタンダードな6番アイアンショットは打ってない。風を上手くつかむか、そうでなければミスになる」。

「こんな時に練習はしない。ボールも打たないし、パッティングもしない。一直線にソファに戻って、他の選手たちがこの状況でプレーしなければならない様子を見て楽しむのさ」。

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