ミケルソン「ただいまスランプ中」
2013/10/25 16:34
フィル・ミケルソンは「CIMBクラシック」初日の苦戦を、ためらうことなく説明した。
「こんなに悪いスイングをしているのは久しぶりだよ」。自身にとって2013-14年シーズンの初戦となるマレーシア・クアラルンプールでのオープニングラウンドを1アンダー「71」で終えたミケルソンは、ゴルフ・チャンネルの取材に答えた。「クラブの中心で捉えられないんだ。ボールがぐっと左側に曲がってしまうか、引っ掛けて右に極端に逸れてしまうのかもわからない。ティグラウンドからグリーンに乗せるまではイライラしっぱなしだ」
「全英オープン」優勝後に1週間のオフを取ってからずっと苦戦が続いていると、ミケルソンは話す。インストラクターのブッチ・ハーモンと改善に取り組んでいるが、問題は解決されていない。
「今はスランプなんだ」とミケルソン。「こんなに調子が悪いことはなかったね」。
バックナインでスタートしたミケルソンは最初の3ホール中2ホールでバーディを奪った。最初の9ホールを2アンダーで終えた後の2番で、ティショットを大きく外しペナルティを受け、ダブルボギーを叩いてしまった。最終ホールの9番でもダブルボギーを叩いた。
「ひどいスウィングをしてしまっている」とミケルソン。「今僕にとって、スコアや順位は無意味だよ。それは一番最後に考えることだ。まずボールがどこにいくのか見当が付かないような状態だからね」。
ミケルソンは、スウィングのたびに色々なことを試しながら、問題の解決に努めていると話した。
「とにかくボールは打つんだけど、どう修正すればいいのかわからないんだ。何をどう試せばいいのかもわからないんだよ」。