2013年 フライズドットコムオープン

昨年はシードへ前進 コクラックが再び優勝争い

2013/10/12 15:17

By Sean Martin, PGATOUR.COM

昨シーズンはシードを確定させる2位フィニッシュ。再びの首位争いを演じているJ.コクラック(Getty Images)

ジェイソン・コクラックは、昨年の「フライズドットコムオープン」に出場した際、米国ツアーのシード権を手放さないために、是が非でも好成績を収める必要があった。シーズン終了まで残り3戦となっていたこの大会で2位に入ったことにより、彼はシード権の確保に漕ぎ着けた。そして今年、コクラックは再度コルデバレーでの優勝争いに加わっている。金曜日、最終ホールでのイーグルが彼を2位に押し上げ、首位のブルックス・ケプカから1打ビハインドの位置につけたのである。

コクラックは初日と2日目を「67」と「65」でラウンドし、通算「132」の10アンダーとした。彼は金曜日の最終ホール、パー5の9番ホールで残り214ヤードの2打目を6番アイアンで惜しくも決め損ない、9インチのイーグルパットをタップインした。

「このコースにはロングヒッターに利のあるホールが幾つかあるね」と、2013年の米国ツアー飛距離ランキング6位(303.2ヤード)のコクラックは言った。「僕には有り難いんだよ。というのも、幾つかのホールはティショットで3番アイアンが使えるからね。攻めるべき所を見極め、ミスしやすい場所を知った上でフェアウェイにキープできれば、このコースはやり易いんだ」。

コクラックが去年、2位として受け取った賞金は44万ドルだ。これは彼が2012年に稼いだ賞金の半分以上になる。この年、賞金ランキング119位に入った彼の獲得賞金は約75万ドルだった。

「僕にとっては全てだったね」と、コクラックは昨年の2位について話した。「僕は(トップ125位に)手の届かないところにいた。でも、あのおかげでシード権を維持する事ができたんだ」。

2013年は「AT&Tナショナル」の3位を含め、コクラックはトップ10に4回入っている。「BMW選手権」(プレーオフ第3戦)まで駒を進めた彼は、フェデックスカップのランキングを62位で終えた。

2013年 フライズドットコムオープン