A.ロメロが首位に急浮上!「故郷アルゼンチンにコースが似ている」
リノタホオープン2日目、アンドレス・ロメロが9つのバーディを奪って単独首位に浮上した。この日量産したバーディにより、ロメロは一気に14ポイントを上乗せし、スチュアート・アップルビー、チャーリー・ウィ、ロッド・パンプリングら(3位タイ)に、3ポイントの差をつけた。
「今日は本当にすごく良い日になった」とロメロ。「序盤がかなり良くて、その後はいくつかミスをした。ちょっとイライラしたよ。あの10番と11番の場面だ。でもそれから気持ちを切り替えて、最終的にすごく良い結果につながった」。
この日インスタートのロメロは、前半9ホールで8ポイント(4アンダー)を稼ぎ出した。その後、1番ホールではダブルボギーを喫して3ポイントを失い、2番ホールはパー5のチャンスも生かすことができずパーに終わった。しかし、残り6ホールで5つのバーディを奪って巻き返した。
ロメロは、バイロンネルソン選手権でパターを変えて以来、予選落ちをしていない。同大会以降は5大会連続で予選通過を果たし、うち3大会でトップ25に入っている。また、2012年のリノタホオープンでは3位の好成績を収めた。ロメロいわく、リノタホオープンの開催地であるモントルーG&CCは故郷アルゼンチンを思い出すコースがいくつもあるという。
「故郷を思い出させてくれるんだ」とロメロ。「ここのコースはすごく似ている。(アルゼンチンよりは)ずっと良いコースだけれどね。それに環境も素晴らしい。美しい場所だ。ここにいると気分がとても落ち着くんだ」。
そうした気持ちの落ち着きを証明するかのように、ロメロが獲得した直近6ラウンドでの合計59ポイントという数字を上回るも選手は皆無だ。現在フェデックスカップランキング136位のロメロだが、こうした快進撃により、プレーオフ進出という予想図が現実のものとなりつつある。フェデックスカップのプレーオフシリーズ初戦「ザ・バークレイズ」までは3週間を切った。