2013年 AT&Tナショナル

E.エルスが早くも全英会場を訪問「頭脳派向けのコース」

2013/06/29 15:46

「全英オープン」の昨年覇者であるアーニー・エルス(南アフリカ)は今週木曜日、母国南アフリカ出身の実業家であり、良き友人でもあるヨハン・ルパート氏とミュアフィールドでプレーし、感触を確かめた。ミュアフィールドは、エルスが2002年に初めて全英を制したときのコースだ。

「このコースが好きなんだ」。エルスは金曜日、PGATOUR.COMにコメント。「コースの状態は、1992年、2002年と似ていると思う。ラフもフェアウェイも良好だし、いくつかのホールは拡張されている」。

現在欧州ツアーの「アイルランドオープン」でプレーしているエルスは、自身がミュアフィールドのラフについて「ridiculous(ばかげている)」と述べたとする水曜日の報道について、自身は木曜日までコースでプレーしていなかったことから、その報道は正確ではないと主張した。

「誤解しないで欲しいが、ラフが不公平だなんて思っていない」。1992年に同コースで行われた全英で5位に入賞したエルスは説明した。「皆にとって難しく、そして公平なコースレイアウトだと思う」。

ミュアフィールドはかつて同大会を15回開催しており、エルスを含め世界ゴルフ殿堂に選定された選手が13度の優勝を収めている。エルスの他、ジャック・ニコラス、トム・ワトソンリー・トレビノニック・ファルドが歴代優勝者に名を連ねる。

「ティショットでのライン選びはとても慎重に行わなければならない」とエルスは言う。「飛ばし屋は果敢に攻めることができるし、無難にプレーすることもできる。ドッグレッグが多いコースだ。また、リンクスランドで見られる優れたパー3が4つある。ショットメーカー向けのコースであり、頭脳派向けのコースだと思う」

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