ショートゲームに苦戦したミケルソン
2013/06/07 13:11
By Brian Wacker, PGATOUR.COM
「フェデックス セントジュード クラシック」初日、フィル・ミケルソンは1オーバー「71」でホールアウトした。数字だけみれば十分に上位進出を伺える結果だ。
しかし彼は、この日の内容に肩を落とした。「ショートゲームが良くなかったね」と、ミケルソン。「ショット選択をミスした上に、強引に攻めてしまった」。
ミケルソンのトラブルは15番からはじまった。この日、バックナインからスタートしたミケルソンは、グリーンを外したあとのアプローチで30フィートもオーバーしてしまい、このホールをボギーとした。
アプローチのミスは、直後の16番でさらに深刻になった。ロングホールのセカンドでグリーンサイドのバンカーにつかまったミケルソンは、バンカーからの第3打を大きくオーバーした。第4打を再びバンカーから放ったミケルソンは、ここでダブルボギーを叩いてしまった。
17番に入っても、ミケルソンのアプローチは狂ったままだった。ミドルホールの第2打でグリーンをわずかに捉えられなかったミケルソンは、第3打のチップショットで寄せ切れず、ここでもボギー。今日の唯一の救いは、フロントナインで見せた3連続バーディだろうか。
「自分ではボールを上手くストライキング(叩けている)できていると思うんだけど」と、ミケルソン。「スコアはそれほど良くないけどね・・・。今日はしばらくぶりの公式戦ということもあったから、明日のラウンドに期待したいね。ボールストライキングは悪くないと感じているから、明日あたりはきっといいラウンドになるんじゃないかな」。