スネデカー : 新鮮な気持ちでいられるようにするだけ
By Helen Ross PGATOUR.COM
カリフォルニア州ラ・ホーヤ
「ファーマーズ・インシュランスオープン」3日目のように、霧の影響で待機時間ができた場合には、どうやってその時間を過ごしたら良いのだろうか。
そう、ブラント・スネデカーはトーレパインズGCに朝5時に到着。現地時間の7時40分のスタートに向け準備するためだ。同じ組でまわるのはジョン・ハーとブライス・モルダー。前回王者の彼はウォームアップを2度、更に中断の間と、待っている時間も気持ちを切らさないよう最善をつくしたのである。
スネデガーは、「少しの間、背中が見えなかった選手たちにも追いつくことができるよ。たくさんの物語があるんだ。4回か5回は食事をして、そしてできるだけベストの時間を過ごすんだ」。
「今はゴルフのコースについては考えたくないでしょう。ただ楽しんで、そして気持ちをフレッシュな状態に保ちたい。そして次の日に向けて何をすべきかは、考えたくないよね。」
天候による遅延は、米ツアーのうちの一部と言える。土曜日の試合は7時20分から4時中止の決定までで、たった5分だけであった。
スネデガーは、「こういう日もたまにはあるよね。いつもとは違う週末になる、月曜日に決着ということもありえるので、そのために準備し、やるべきことはわかっている」。
11アンダーで首位に立つタイガー・ウッズから7打差の4アンダーに付けるスネデガーは、パット練習場で充実した時間を過ごすことができた。1年前にパターの打数が米ツアー最少であった男が、2日目は3パットを連発して通算「75」と苦しんだのだ。
「試合はある必要なところにあるように思う。そして願わくば、明日は僕のためにあって欲しい」。スネデガーは言った。日曜の第3ラウンドは、ウッズを追う選手たちに緊迫感をもたらすだろう、なぜならウッズはここで6回も優勝をした実績があるからだ。
「明日はスコアをあげていかなければいけない。18ホール以上のたくさんのコースを回る不思議な日になるだろう。私たちはバーディをたくさんとるんだ、優勝争いにもう一度加わるんだ、そしてできるだけ良いプレーをしなければいけないんだ・・・という気持ちでスタートしなければいけない」とスネデガーは語った。