このボールはどこから? パー4エース寸前のビッグドライブが珍場面
2019/02/24 11:35
◇世界選手権シリーズ◇WGCメキシコ選手権 3日目(23日)◇チャプルテペクGC (メキシコ)◇7345yd(パー71)
後半12番の短いパー4で、スーパーショットが珍場面を演出した。グリーン上でケビン・キズナーが1.5mのパーパットを打った直後、ティグラウンド方向からカップに向かってボールが転がってきた。実はコレ、後方組のパトリック・カントレーがグリーンに乗ると思わずに打ったティショットのボール。キズナーはカップに沈めた直後、いきなり現れたボールに驚いた様子だった。
Wait, WHAT?
— PGA TOUR (@PGATOUR) 2019年2月23日
We nearly had an incoming par 4 hole-in-one.
Close call. 😳 pic.twitter.com/rsArW29x4l
幸運なキックがボールを加速させたのか、1Wを強振したカントレーも予想外の394ydドライブ。ボールはカップのわずか右を逸れ、PGAツアー史上2人目となるパー4でのホールインワン(2001年「フェニックスオープン」第1ラウンドの17番/アンドリュー・マギー)達成は惜しくも逃したが、ボールはピン奥1mにピタリと止まりイーグルを記録した。
このイーグルが効いて「65」をマークし通算9アンダーの3位タイに浮上したカントレーだが、プレー中の前方組に打ち込む形になったのは事実。結果的にキズナーのパーパットの妨げにはならず、胸をなでおろしたことだろう。