2018年 マスターズ

池田、宮里は“50位タイor10打差以内”を目指す2日目へ

2018/04/06 10:36
ティショットを曲げてのダボ発進に「少なからず影響はあった」ともらした池田勇太

◇メジャー第1戦◇マスターズ 初日(5日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)

晴天に恵まれた初日。爽快な空気とは裏腹に、池田勇太は4オーバー62位、宮里優作は5オーバー73位と出遅れた。カットラインは上位50位タイまでか、トップと10打差以内。首位には6アンダーのジョーダン・スピースが立っている。

スタートホールの1番で、池田は3Wショットを右のブッシュへと突っ込んでダブルボギー。10番でもダブルボギーを叩くなど、4バーディを奪いながら、4ボギー2ダブルボギーのラウンドに「悲惨だと思います」と意気消沈。開幕前日は遅くまで練習場で調整に精を出し、「まあなんとかやれるかなと思ってコースに出たけど、結局ひとつもやれなかった」と肩を落とした。

パー5で伸ばしたかった宮里優作は、15番で痛恨のトリ

一方の宮里は、15番(パー5)のトリプルボギーが痛かった。2打目でグリーン奧まで運び、グリーンエッジで球の勢いを殺すアプローチを試みたが「練習ラウンドだと食われていたのが食われなかった」と硬く変化した地面を読み切れず、奥の池に落として5オンから3パット。「ショットが悪い中、粘ってゴルフをしていたけど、細かいジャッジミスが重なって残念でした」と悔しがった。

4つあるパー5は、飛距離の優位性を持たない宮里にとって確実にスコアを伸ばしたいホール。この日は1バーディ、1トリプルボギーの計2オーバーで「4打くらい違うイメージ」と要所で獲れなかったことを反省した。(ジョージア州オーガスタ/今岡涼太)

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