2018年 ジェネシスオープン

運転手死亡の悲劇 ビル・ハースが交通事故に巻き込まれ大会欠場

2018/02/15 08:45
交通事故に巻き込まれたB.ハース (Andy Lyons/Getty Images) ※撮影は2018年「ファーマーズインシュランスオープン」

◇米国男子◇ジェネシスオープン 事前(14日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

開幕2日前の13日(火)午後6時30分ごろ、ビル・ハースの乗った車が交通事故に巻き込まれ、運転していた71歳の男性が死亡するという事故が起きた。ハースと、衝突した車を運転していた50歳の女性はともに病院に運ばれたが、ハースは水曜日の朝早く退院。大会は欠場し、自宅のあるサウスキャロライナに戻るという。

現地報道によると、事故が起きたのは開催コースのリビエラCCから4kmほどにある大通り。ハースは、今週滞在している家のホストが運転するフェラーリの助手席に座っていて、対向車線から来たBMWと衝突したという。警察によると、フェラーリはスピードを出しており、最終的に電柱にぶつかって止まるまでに他車と数度の接触を繰り返していたという。

事故の模様はすぐに現地のテレビなどで報道されたが、ハースが乗っていたとされるフェラーリは大破しており、事故の大きさを物語っている。

ハースの父であるジェイ・ハースは、米ゴルフチャンネルの取材に対し「(息子が大怪我をせずに)とても幸運だった」と答え、骨折などはないものの、足に痛みと腫れがある状態だという。

ハースのマネジメント会社は、「彼は当然ながらとても動揺している。そしてより大切なことだが、彼の深い哀悼はこの悲劇と困難に直面しているホストファミリーに向けられている」と声明を発表した。

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