2018年 AT&Tペブルビーチプロアマ

ロリー・マキロイは“5パット”で予選落ち危機

2018/02/10 11:06
ラインを読むロリー・マキロイ(Warren Little/Getty Images)

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 2日目(9日)◇ペブルビーチGL(6816yd、パー72=PB)、スパイグラスヒルGC(6953yd、パー72=SH)、モントレーペニンシュラCC(6958yd、パー71=MP)すべてカリフォルニア州

今季初めて米ツアーに参戦しているロリー・マキロイ(北アイルランド)が、モントレーペニンシュラを回った2日目に「74」と大崩れ。通算1アンダーで初日の16位から87位へと後退した。最終ラウンドをプレーできるのは、54ホールをプレーした時点で60位タイまでのため予選落ちの危機だ。

つまずいたのは、後半5番(349yd/パー4)。1オンも狙える短いパー4で、マキロイはティショットをグリーン手前まで運ぶと、2打目にパターを選択した。このイーグルパットがカップを1.5mほどオーバーすると、なんとそこからカップインまでに4パット。カップの前後を2往復、いったりきたりを繰り返した。

From 1 under to 1 over. 🙈🙈#QuickHits pic.twitter.com/8VxuwHWpsF

— PGA TOUR (@PGATOUR) 2018年2月9日

このホールをダブルボギーとしたマキロイは、7番(パー3)、8番もボギーとして上がり5ホールで4ストローク落としてしまう。

5番ホールで5回パターを使ったマキロイだが、ファーストパットはグリーン外からのものだったので、記録上は4パット。それでも、2016年の「全米オープン」(オークモント)や、2014年の「BMW選手権」では2日続けて同じグリーンで4パットするなど、4パットは珍しくない。

昨シーズンの米ツアーのスタッツで、マキロイのストロークゲインドは、オフ・ザ・ティの3位に対して、パッティングが140位。切れ味鋭いショットを誇るマキロイだが、グリーン上での苦闘は続いているようだ。

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