ポールター夫人が「使っちゃった」？ パーマー直筆サイン入り100ドル札の行方

◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック 事前（22日）◇PGAナショナル・チャンピオンコース（フロリダ州）◇7140yd（パー70）

今週から東海岸を中心に展開するPGAツアー。3週間後にはホストを失って初開催となる「アーノルド・パーマー招待byマスターカード」を控えているが、ツアー会場ではすでに“キング”の話題が聞こえ始めている。

パーマーと同じフロリダ州オーランドに住むイアン・ポールターは、今年は「メジャー・メディカル・エクステンション（公傷制度）」が適用されて、今週がPGAツアーの2017年初戦。その記者会見でパーマーとの思い出話を披露した。

あるとき、パーマーとジャック・ニクラスがお金のやり取りをしている著名な写真を入手したというポールター。その写真を額に入れ、パーマーとニクラスそれぞれに100ドル札にサインを貰って一緒に飾るという案を思い付いた。

首尾良くパーマーにサインを貰い、その100ドル札を自宅金庫にしまっていたが、いざ飾ろうと思って金庫を開けると、100ドル札がなくなっていたという。妻を問い質すと「分からないけど、使っちゃったんだと思う･･･」との返事。「だから、もう一度サインを貰いに行ったんだ」と打ち明けた。

「申し訳ないのですが、もう一度100ドル札にサインしてもらうことはできますか？」と電話をすると、「もちろんだよ、イアン」とパーマーは快く応じてくれたという。

ちなみに、妻はその100ドル札を何に使ったのか？「それは分からない。たぶん、Publix（地元のスーパーマーケット）で使ったんだと思う」とポールター。いま、その貴重な100ドル札はいったいどこにあるのだろうか？（フロリダ州パームビーチガーデンズ／今岡涼太）