石川遼、次は日本代表戦!14年ぶり栄冠目指す
石川遼の次戦は24日(木)にオーストラリアで開幕する「ISPSハンダ ゴルフワールドカップ」。松山英樹とペアを組み、2002年の丸山茂樹、伊澤利光ペア以来となる日本代表3度目の栄冠を目指す。
10月の「日本オープン」以降、日本人初となるWGC制覇を含む4戦3勝、2位1回と絶好調の松山に対し、石川は腰痛から復帰後の米ツアー3戦で10位、予選落ち、50位という結果。それでもメキシコで開催された前週の「OHLクラシックatマヤコバ」では「一番収穫があった」と、自身のプレーを取り戻す大きなきっかけをつかみ、確かなステップを上る中で大一番へ向かう。
W杯は28の国と地域が参加して、72ホールのストロークプレーで争われる。初日と3日目はそれぞれが自身の球を打つベストボール(フォアボール)、2日目と最終日は1つの球を交互に打つフォアサムで、チームスコアを記録していく。
「OHLクラシックatマヤコバ」の最終日、石川は「常に半信半疑との戦いだけど、その中でもコースに出たら自信を持ってやっていかないといけない。どう打ったら良いか分からない、小手先でまとめる、というゴルフではワールドカップでは絶対に貢献できないと思うけど、今日の内容に関しては前に進めている感じはした。今日のゴルフができれば、あとはそこからの気持ち、パッティングの勝負になると思う」と、前向きな手応えを口にした。
メッセージアプリなどで、頻繁に連絡を取り合っているという2人。石川は松山との会話の中で、いかに自分がコースに対して警戒心を持ちすぎているか、成長するために挑む姿勢が足りなかったか、ということを実感したという。
関係者によると、日本からオーストラリアへの応援ツアーも好評で、すでに数十組が予約しているという。開幕に向けて、熱気はさらに高まっていきそうだ。