2016年 リオデジャネイロ五輪

池田勇太 覚えたポルトガル語は「あしたの朝、何時に来る?」

2016/08/09 08:05
まだまだリラックスムード。リオ五輪のキャラクター「ヴィニシウス」を手にポーズを決める池田勇太

「リオデジャネイロ五輪」のトーナメントウィークを迎えた8日(月)、池田勇太は午後からオリンピックGCのイン9ホールで練習ラウンドを行った。

「今日は風も穏やかだったし、体のコンディションも良くなったので、試合に近い感じでより細かく準備ができた」という池田。「ホールによっては長いところもあるし、短いところもある。アンダーパーで回れれば上出来かな。メリハリが大事になる」と徐々にコース攻略のイメージを固めつつあるところだ。

この日、初日と2日目のペアリングが発表され、ローペ・カッコ(フィンランド)、ミゲル・タブエナ(フィリピン)と同組になった。「(ギャラリーが)誰もいないしね。そんなに早く意気込んでもしょうがない」と、まだ気持ちは試合モードにはなっていない。コース近くのコンドミニアムを拠点にする池田は、この日は自分で握り飯を作ってコースに持参。報道陣に振る舞うなど、肩の力を抜いた調整を続けている。

ブラジルにはポルトガル語の入門書を持参した。コンドミニアムに来る地元のお手伝いさんが“先生”だという池田は、「‘おはよう’は‘ボンヂア’でしょ。‘ありがとう’は‘オブリガー(ド)’。ドはあんまり言わなくてよいんだって」と、覚えたてのポルトガル語を披露。「‘あしたの朝、何時に来る?’とかは言えるようになった」と、少しだけ胸を張った。(ブラジル・リオデジャネイロ/今岡涼太)

2016年 リオデジャネイロ五輪