マスターズ開幕まであと2日 松山英樹はリラックス調整
2016/04/06 08:23
今季の海外メジャー初戦となる「マスターズ」開幕を2日後に控えた5日(火)、松山英樹は会場のオーガスタナショナルGCで午後から練習を行った。前日までに計2ラウンドをこなしており、この日はコースには出ず、練習場でリラックスした様子で調整を行った。
午後1時過ぎに練習場に姿を見せた松山。パッティンググリーンで1時間、打撃レンジで1時間、アプローチで1時間弱を過ごして最後に再びパッティングと、計3時間ほどを練習場で費やした。
途中でアダム・スコット(オーストラリア)やジェイソン・デイ(オーストラリア)、アニルバン・ラヒリ(インド)といった顔なじみの選手たちと笑顔をまじえて談笑するなど、終始リラックスムード。普段から、ときおりアドバイスを貰うピート・コーウェン氏(グレーム・マクドウェルらを指導するプロコーチ)とも言葉を交わし、表情は明るかった。
ショット、パットとも悩む素振りは見られなかった松山だったが、アプローチ練習ではこの日も複数のウェッジを打ち分けた。メーカー担当者は、モデルは同じでソール形状の違うものを数本わたしているという。今週の芝とコンディションに適したウェッジを見極める作業が続いた。
予選ラウンドでは2000年大会の覇者ビジェイ・シン(フィジー)、地元ジョージア州アトランタ出身のクリス・カークと同組となった。開幕前日となる6日(水)はスコットと練習ラウンドを行う予定。(ジョージア州オーガスタ/今岡涼太)