2015年 BMW選手権

雨に救われた?松山はバーディ奪えず2オーバー

2015/09/18 08:37
18番ではここからウォーターショットを試みたが、奧のバンカーに入れボギーとなった

イリノイ州にあるコンウェイファームズGCで開幕した米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第3戦「BMW選手権」。大会初日は午後4時22分に雷雲接近のため中断となり、そのまま5時10分にこの日のサスペンデッドが決定した。松山英樹は12ホールを終えて、2オーバーの暫定55位。

ロリー・マキロイ(北アイルランド)、ブラント・スネデカーと同組となり、10番から出た松山は、グリーンサイドバンカーに入れた13番で、2.5mのパーパットを外してボギーが先行。18番(パー5)では、2打目をグリーン手前のクリークに入れると、そのままウォーターショットを決断。球は水面から半分ほど出ていたものの、水底の石にクラブがはじかれて3打目はグリーン奧のバンカーへ。バンカーショットを反対側のカラーへとこぼし、そこから2パットのボギーとした。

フェアウェイキープは10ホール中4回だったが、パーオンは12ホール中9回。地元の人に言わせると「まだ弱い方」という秒速6m~13mの風が吹き続けたが、安定したショットでグリーンを捉え続けた。だが、1ピンほどの微妙なパットがことごとく決まらなかった。

第1ラウンドの続きは、明日7時半に再開される。松山は4番グリーンから再スタート。淀んだ雰囲気を、雨とともに流し去りたい。(イリノイ州レイクフォレスト/今岡涼太)

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