松山英樹、プレーオフで浮上なるか?
2015/08/27 10:13
前週行われた米国男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」は、2年連続の予選落ち。それでも、昨年を上回るフェデックスカップランク20位でプレーオフシリーズ2年連続出場を決めた松山英樹は、26日午後からのプロアマ戦で18ホールをラウンドした。
今週の「ザ・バークレイズ」から開幕するプレーオフシリーズは、優勝者に1000万ドル(約12億円)というビッグボーナスが支給される。「やっぱり取りたいと思うけど、今はそういうレベルじゃない」と松山は言う。「自分の状態を早く上げるようにするのと、何か一つでも来年のメジャーに向けて良いものがつかめるように、優勝争いできるように頑張りたい」。ここ3試合でトップ20入りなしという苦しい状況が、松山の口も重くした。
コースについて「ラフは深いし、グリーンの傾斜は強い。やはりフェアウェイにティショットを置くことが大事になる。ティショットとグリーン周りが勝負になる」と語った松山。この日はシャフトの違う1W をテストするなど、攻略に向けていつも通り入念な準備を続けた。(ニュージャージー州エジソン/今岡涼太)