マスターズ初のレフティ王者が無期限休養
2015/07/23 07:42
「マスターズ」歴代王者、マイク・ウィア(カナダ)が私生活の問題を理由に無期限で休養することになった。23日(木)開幕の「RBCカナディアンオープン」には出場せず、当面の間、米ツアー競技を離れる。
2人の娘を持つ45歳のウィアは、今年のはじめに夫人と離婚。ウィアの代理人はカナダのメディアに対し「マイクは現在、私生活に置いて難しい時間を強いられている。ゴルフコースとは別のところでの事柄が、結果として成績に表れてしまっている」と話した。
ウィア本人は母国のナショナルオープン欠場への謝罪の意を明らかにし「家族は自分にとって本当に大切なもの。しばらくの間、自分自身と子供たちと生活する時間に集中することに決めた」とコメント。「復帰はいつになるか分からないが、試合は大好きだし、状態が整った時に戻ってくる」と期限は設けず、精神状態を整える考えだ。
ウィアは2003年、左打ちの選手として初めて「マスターズ」を制覇。カナダ人として初めてメジャー優勝を果たした。2008年にツアー通算8勝目を挙げたのを最後に優勝から遠ざかり、10年シーズン以降から賞金シードの確保を逃している。(カナダ・オークビル/桂川洋一)