2015年 全米オープン

最終ホールで倒れたジェイソン・デイ「僕は大丈夫」

2015/06/20 15:31
最終ホールにめまいで倒れたジェイソン・デイ。体調が心配される

海外メジャー第2戦「全米オープン」2日目に、ひやりとするシーンがあった。最終9番をプレーしていたジェイソン・デイ(オーストラリア)が、グリーンへと歩いて行く途中で突然地面に崩れ落ちたのだ。

すぐにメディカルスタッフが来てデイをサポート。「めまいがする」と告げたデイだったが、約10分後にバンカーからの2打目を打ち、このホールをボギーでホールアウト。通算2アンダー(9位タイ)でスコアカードにサインをすると、すぐにカートに乗ってさらなる検査と治療に向かった。

デイは3週間前の「AT&T バイロン・ネルソン選手権」も大会前日にめまいを訴えて棄権。昨年の「WGCブリヂストンインビテーショナル」でも同様の症状があったという。

テレビ中継の解説を務めるグレッグ・ノーマン(オーストラリア)は、ホールアウト後のデイと接触し、デイが「僕は大丈夫。以前にもあった症状だ。明日、プレーできることを願っている」と語ったと伝えた。

数時間後にはデイの代理人から声明が発表され、それによるとデイは良性発作性頭位めまい症と診断され、医師の治療を受けているという。デイは医師団、ファンや友人に対し、サポートに感謝を表明した。(ワシントン州ユニバーシティプレイス/今岡涼太)

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