石川遼 終盤のOBで予選落ち「焦りもあった」
2015/05/16 10:00
ノースカロライナ州シャーロットにあるクエイルホロークラブで行われた「ウェルズファーゴ選手権」2日目、石川遼は3バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの「75」とスコアを落として通算2オーバー。カットラインに2打届かず、4戦ぶりの予選落ちとなった。
「やることなすこと、全部うまくいかない感じだった――」
ティショットがフェアウェイに行ったのは、前半2回と後半2回。パーオンも18ホール中7回だけと、ショットが乱れた。
「体の軸から外れたスイングになっていたし、アイアンの距離感も合わなかった。こういうところで我慢できれば、予選は通れていたと思うので、ちょっと焦りもあったと思う」
イーブンパーで残り3ホールとなった7番(パー5)で、1Wのティショットを大きく右に押し出して痛恨のOB。ダブルボギーとしたこの1打が命取りとなってしまった。
「昨日からボギーが多いゴルフだった。またボギーが出るかなという内容だったので、自分で焦りを作ってしまった」
石川の自己評価は「この2日間、全然良いところがなかった」というもの。「こういう週もあると思う。来週に向けて、またアプローチしていきたい」と、前だけを見つめていた。(ノースカロライナ州シャーロット/今岡涼太)