2015年 ウェルズファーゴ選手権

ショットは改善か 松山英樹「何も変わらない」と言うが…

2015/05/14 09:38
ショットの調子は上がったようだが…。松山英樹の言葉からその感触は読み取れない。

14日(木)からノースカロライナ州シャーロットにあるクエイルホロークラブで開幕する「ウェルズファーゴ選手権」を控え、松山英樹が13日(水)、プロアマ戦に出場。ホールアウト後はすぐにアプローチ、ドライビングレンジ、パッティングと渡り歩き、午後5時前までみっちりと時間を費やした。

プロアマ戦ではフジクラ製のPROシャフトを1Wと3Wに装着して、4バーディ(2ボギー)を奪取。前週に比べると、ティショットはより安定してフェアウェイをとらえるようになり、ロングゲームの精度は改善したように見受けられた。

ただ、本人の表情は暗いままだ。手応えは「ない」。新しいシャフトの感触は「普通」。コースの印象は「何も変わらない」。準備が整った感じは「ない」。

試合に入ってペースを上げていくのかと問われると「そうなればいいけど、そうなるような状況じゃない」と口を尖らせた。

グリーンの速さに警戒感を示しつつ「アンダーで回れたらいい」とスコア的な目標は示したが、明日は果たしてどうなるか?

無駄に期待感をあおらないために、ぶっきらぼうな言葉を並べたとも受けとれる。本人の言葉を鵜呑みにしていては、事実を見誤る可能性も高いだろう。(ノースカロライナ州シャーロット/今岡涼太)

ショットの感触を確かめた松山英樹

2015年 ウェルズファーゴ選手権